立山劒 劒岳(2999m)、シシ頭 (2900m) 2010年8月21日

所要時間 1:34 馬場島−−4:41 早月小屋 5:00−−6:46 剣岳 8:00−−8:12 シシ頭直下−−8:14 シシ頭−−8:16 登山道−−9:23 早月小屋 9:40−−10:46 標高1400m 11:13−−12:08 馬場島

概要
 馬場島から早月尾根で早朝(深夜?)日帰り往復。登山口から山頂まで標高差2200m強の国内最強レベルの登山道。現在は室堂から別山尾根経由で往復する登山者が大半だが、早月尾根を利用する登山者も少なからずおり、私が登ったときは日帰り登山者も10人以上は存在した。別山尾根のカニの縦バイ/横バイのような場所はなく、鎖場はあっても大した危険は無い。早月小屋の少し上で森林限界を突破し、以降は眺めのいい稜線歩きが続く。シシ頭は登山道は北側を巻くが、巻き道の中間付近から小さな谷状地形を登り山頂に簡単に上がれた。天候に恵まれ山頂は大展望だった。

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 劒岳は10年以上前に別山尾根経由で登ったことがある。たしか山頂は快晴で大展望だったような記憶があるが、当時は銀塩写真時代でカメラを持っていたかどうかも定かでないときで、アルバム中に写真があるかも調べてみないと分からない。ただ、当時はまだ北アルプス初心者だったので、せっかくの大展望でも山岳同定はほとんどできなかったはずだ。どこまで見えていたのかも不明だ。カシミールのシミュレーションでは南アはもちろん、奥日光までも見えるとのことで、天候がよく空気の透明度も高ければ期待できるだろう。まあ、通常の登山者は奥日光など気付くはずもないが。

 劒岳はまだ池ノ平山までの北方稜線が残っているので再び登る必要があるが、未だクライミング技術を習得していないので稜線は歩けても各ピークのてっぺんには登れない。どうせ登るならまとめて登れる技術を持ってからが効率的だが、もう登り残しがほとんどない状態でどこに行っても登った山ばかりで、劒岳周辺は貴重な残りの山である。

 今の段階で登れる山にシシ頭があり、ここは早月尾根の上端付近にある岩のピークで、登山道は通っていないが山頂直下を通っているので簡単に登れそうだ。DJFの記録によれば苦もなく登れたとのこと。どんなルートで登ったのか不明だが写真を見ると浅い谷状の岩稜帯を登ったようだ。まあ、現場で登りやすいところを探して登ればいいだろう。

 山頂での展望を狙い、ガスが上がってくる時間帯よりも早く山頂に到着するため、今回は夜中に出発することにした。標高差約2200mなので休憩を含めない所要時間は約5時間半、休憩込みで6時間程度と予想される。少なくともAM9時前に到着したいところで、可能ならAM6時が理想だ。しかしそれには午前0時に出発となり睡眠時間がなくなってしまう。コースの厳しさを考えると睡眠時間は4時間半以上欲しいところだが、現地で3時間確保できる出発時間とすることにして出発した。現地までの車での所要時間を考えたら会社が終わってから出たのでは無理で、午後半休して出発した。

 平日の高速道路なので気軽に富山まで走るわけにはいかず、松本ICを午後5時ちょっと過ぎに降りて通勤割引を利用、社会実験中で無料の安房トンネルを抜けて旧上宝村から神岡へと抜けて北上、富山平野に入ってからは適当に県道、広域農道をつないで馬場島へ入った。金曜夜の早い時間なので山中に入ってからは対向車は皆無、馬場島の駐車場もガラガラだ。公共駐車場に入れても良かったのだが夜中に車の出入りが激しく安眠できないと判断し、その先の駐車余地に車を入れた。先客は1台で仮眠中らしかった。PM10時に寝て3時間の睡眠だから1時起床だ。

登山口の標識 ここを過ぎると登山道になる

 予定通り1時に起床、軽く飯を食って1時半に出発。空は満天の星空だ。このまま快晴が続けば山頂での展望は期待してよかろう。馬場島は何度か来たことがあるが早月尾根を歩くのは初めてで登山口の場所を知らなかったが、さすがメジャーコースだけあって案内はバッチリだ。林道が右に緩く曲がるところで左に案内があり、石が置かれて車止めされた広場を横切って樹林帯に入ると道が明瞭化する。あとは頑張って登り続けるだけだ。

よく整備された登山道が続く 標高1000m,1200m,1400m....に標識あり

 登山道は明瞭なのでヘッドランプの明るさでも迷う心配は皆無で安心して歩ける。よく整備され半ズボンの足に触れる草や木も皆無で、表土が流されて溝になりかけている場所は土嚢が置かれていた。これで気温が低ければ快適そのものだが、夜中とはいっても気温は20℃を越えて扇でパタパタ扇いでも汗が噴出してくる。この時期にここを日中に登るのは相当酷だろう。やはり真夏で標高800mでは暑さが厳しすぎる。

 早月尾根はまともに地図を見たりして地形を把握していないが、そこそこの距離で標高2000m以上登るのだから急な登りが連続するのだろうと勝手に考えていたが、標高1000mを越えると平坦な台地状になったり、微妙に下る場所が出たりと一本調子の単純な登りではなかった。もう少し傾斜があった方が登りも下りも時間がかからないのだが。真っ暗闇を登るので周囲の状況も先の様子も分からず黙々と登り続けるしかない。標高が上がるに従って徐々に気温が下がってくるのが分かる。たまに後を振り返ると樹林の隙間から下界の明かりが見えるのだが、妙に明るいものが断続的にぽつんと見えると思ったら徐々に接近、私と同様の夜間登山者だった。まだ若い男性で玉の汗をかきながらえらいスピードで登っていった(ただし走ってはいない)。間違いなく1時間あたり標高差600m以上は稼ぐスピードで、あのまま山頂までスピードを維持したら3〜4時間くらいで到着してしまうだろう。若者の明かりはあっという間に闇夜に消えた。

 その後はそれまで同様真っ暗闇の中を一人黙々と登り続けた。まさか暗闇では熊は出没しないと思うが念のため鈴は付けたままだ。耳にはイヤホンで携帯音楽プレーヤでBGMを聞きながら歩いて気を紛らわせる。樹林の隙間からたまに星空が見えるが樹林が深いのでほとんど真っ暗だ。こんな早朝登山は滅多にやることはないし、睡眠時間が短いまま気温が高い中を登り、脱水症状なのか少し吐き気を感じる。このまま山頂まで体調が持つのか心配になる。まあ、6月の飯豊山の下山時よりはずっとマシなので、とりあえずこのままいけるところまで行ってみることにする。

早月小屋 早月小屋前から見た毛勝三山

 やがて花崗岩と風化した砂の谷のような場所をフィックスロープに掴って登ると小ピークに到着、そして目の前に早月小屋が登場した。ここで標高は2200m強、登り始めて3時間。周囲は僅かに明るくなってきて東の水平線が赤く焼けだした。少し腹も減ったしこの辺で休憩。まだ早朝で気温が低く虫がいないかと思いきや、油断していたら数箇所刺されてしまった。帰りの気温が上がった時間帯には虫は出てこなかった。既に尾根上部には明かりが見え、小屋の前でも出発準備中の登山者の姿があった。

 さあ、残りの標高差は800m弱、普通に登れば2時間程度だが、ここまでの疲労が加わるのでもう少し時間がかかるかもしれない。それでも早月小屋までで全標高差の2/3を登った計算で、山頂は充分射程距離内だ。気温が下がって汗をほとんどかかなくなると吐き気も感じなくなり体調に問題は無い。なかなかいい時間に山頂に到着できそうだ。

早月小屋からさらに登る 小屋が低くなっていく

 立ち上がって再び登山開始。テント場を過ぎて低い樹林に入るがダケカンバでいかにも森林限界近しの雰囲気プンプンだ。周囲は徐々に明るさを増して樹林中でもライトは不要になった。今朝小屋を出発したであろう先行者の姿もポツポツ見えている。森林限界を抜ける前に2人を追い越す。まさか今朝小屋を出てまだ元気な登山者を、馬場島から登ってきた登山者が追い越すなど考えもしなかった。

森林限界を超える 奥大日岳と雪渓が残る立山川
朝日に染まる薬師岳 早月尾根上部
夜明けの毛勝三山

 やがて森林限界を突破、左手には朝焼けの毛勝三山、右手には大日岳の稜線から頭だけを出した、これまた朝焼けの薬師岳。目の前にはデカデカとした岩稜のピークが見えているが、あれはまだ劒岳山頂だろうか、それとも手前の肩だろうか。写真判定では標高2950m付近の肩と思われた。森林限界を超えても急に岩稜帯に変貌するわけではなく、しばらくは草付きや背の低いダケカンバ、ハイマツの緑の絨毯の尾根に登山道が続く。展望の良い肩では数人のパーティーが朝食中、たぶん小屋の弁当だろう。小屋で食うよりもこんな好展望の場所で食う方が飯も美味いだろう。

見えているのはシシ頭付近 薬師岳、黒部五郎岳
早月尾根を見下ろす 登山道をふさいだ雷鳥の親子

 低いハイマツ帯の登山道を歩いているとライチョウの親子が登山道上を占拠していた。子供は3羽で親よりも僅かに小さいくらいまで成長していた。親は一部の羽が既に白く変わっていた。ちょっと冬毛(冬羽?)に変わり始めるには早すぎない? この尾根を登る登山者数は多いようで、このライチョウ親子は人馴れしていてなかなか登山道から退散しない。かといってこちらから追い立てるようなしたくはなく、時々1歩踏み出してライチョウの様子を観察する。しかし、それでもライチョウは臆することなく登山道をウロウロしている。子供が退散しないと親も退散するはずはなく、このままでは埒が明かないとこっちが登山道を外れ、上側の岩を歩いて雷鳥のいる登山道をバイパスし、その先に降りた。まだ親のライチョウは登山道で草をついばんでいた。さて、後から来るだろう他の登山者にも愛嬌を振りまいてくれるだろうか。

岩稜帯までもう少し
シシ頭直下 ここから北側を巻き始める
巻き終わった箇所 シシ頭東鞍部から見た劒岳方向

 標高が2800mを越えると岩稜帯に変わってきてアルプスらしさが出てくる。あとはどのくらいの危険度の箇所が出てくるかだ。2900mのシシ頭直下で稜線北側を巻くところで鎖が登場、しかし岩棚状の歩きやすいところにルートがつけられており、鎖がないと通過できないわけではない。1箇所だけボルトを打ち込んで人工足がかりとしている所があり、この辺りがクライマックスなのかもしれないが、特に緊張感を感じることはなかった。

北方稜線が低い位置に見える
立山方面 最後の鎖場付近
早月尾根を振り返る まもなく別山尾根コースと合流

 もう1つ岩峰を巻くと広い稜線に変わるが、ゴツゴツした岩でルートはどこでもいいというわけではなく登山道以外は進むのは無理がある。また鎖が登場するが、ホールド、スタンスとも充分なので使わずとも登れた。ここの肩に登ると別山尾根のルートと合流、山頂までもうすぐだった。早月尾根との分岐には標識が立っているので視界が良ければ間違う心配は無い。振り返ると馬場島は遥か眼下だ。別山尾根は登ってくる登山者の姿がたくさん見えた。広い山頂の前劒には大パーティーも見えている。こりゃ、カニの縦バイ、横バイは渋滞するだろうな。

劒岳山頂(北側より) 劒岳山頂の祠
劒岳から見た立山、北ア(クリックで拡大)
劒岳から見た北ア核心部(クリックで拡大)
劒岳から見た後立山北部(クリックで拡大)
劒岳から見た白山
劒岳から見た立山、南ア(クリックで拡大)

 岩の稜線を緩やかに登ると小さいながら立派な社の立つ劒岳山頂に到着。馬場島出発から5時間強。予定より少し早かったかな。まだ7時前でガスが上がってこないので言うこと無しの大展望だ。北アルプスは立山が邪魔して野口五郎岳から鷲羽岳にかけては隠れて見えないが、後立山から表銀座、薬師岳、笠ヶ岳に槍穂と勢ぞろいだ。乗鞍岳や木御御嶽も見える。南アルプスは鳳凰三山観音岳から聖岳までずらり勢ぞろい。この前、聖岳から劒岳が見えたが今回は反対だ。八ヶ岳も蓼科山から編笠まで並んでいる。八ヶ岳の奥には奥秩父。肝心の奥日光だが、東側は背の高い雲海で浅間山は見えているが四阿山や志賀高原の山さえ見えない。本当なら志賀高原の奥に奥日光の山々があるはずだが雲が湧いていた。どうも北アルプスと奥日光は相性が悪く、南アルプスは見えるのに奥日光は毎度こんな雲海に沈んで見えないのだった。一度くらいは眺めてみたいなぁ。

劒岳から見た北方稜線(クリックで拡大)
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劒岳から見た後立山と八ッ峰(クリックで拡大)
劒岳から見た池ノ平山

 北方稜線はここから見るとしばらくはなだらかな稜線が続き、簡単に歩けそうに見える。でもDJFのリポートによると長次郎ノ頭など各ピークに登るには岩の技術と装備が必要とのことで、今の私では稜線上の踏跡は歩けてもピークに登るのは無理だろう。いつかは歩くことになるが今回はここまでとする。次回は小窓雪渓から稜線に出るパターンだろう。

 ほぼ無風で快晴、快適な山頂であった。徐々に山頂は賑わうようになるが、時刻から考えてほぼ別山尾根組で占められていた。私を追い越した単独男性の姿が見えないが、どっちに進んだのだろうか。早月尾根では下りの人とすれ違っていないので、もう出発したはずだが。まさか北方稜線??? でもそんな格好ではなかったなぁ。私より30分遅れで出発して早月尾根を登ってきたという男性が到着、私とほぼ同じで5時間強かかったとのこと。いい足してるぞ。この人とは下りの最後の方で前後し、登山口には同時に到着することになる。

劒岳から見た黒部別山 劒岳から見た剣沢小屋テント場
劒岳から見た八ッ峰登攀?の岩屋さんのテント 劒岳から見た早月尾根
劒岳から見た室堂周辺

 1時間強の休憩で充分展望を堪能し下山開始。まだまだ別山尾根の人の列は続く。早月尾根も登ってくる人の姿が点々と見えているが、小屋出発の人だろうか、それとも早月尾根を今朝登ってきた人か。どうやら2800m以上ですれ違った人は小屋泊まりらしく、それより下ですれ違った人からは「早いですねぇ」と言われたので、たぶんこちらは馬場島発だろう。時間的に考えても小屋発にしては位置が低いし。これが結構いて20人はいたと思う。早月尾根日帰り組は予想以上に多いらしい。

最初のピークはシシ頭ではない このピークがシシ頭
鎖場と鎖場の中間地点から山頂を目指す 稜線に出ると残置ロープあり
鞍部西側がシシ頭最高点に見える シシ頭山頂の残置支点
シシ頭から見た劒岳方向 シシ頭から見た早月尾根

 登りでは登山道で巻いてしまったシシ頭は下りで立ち寄ることにしていたので、途中でGPSを出して場所を確認しつつ下っていく。広い岩稜が終わって切り立った稜線の北側を巻く箇所でGPSを確認するともう少し西側のようだ。ここからはどうにか稜線伝いに行けそうな雰囲気ではあるがあまり安全とは言えない岩場であり、もう少し山頂に接近した場所で安全に登れるルートがないか探してみることにする。ボルトが打ち込んである鎖場を通過して左手に小さな浅い谷状地形が現れた所が山頂までの最短距離で、そこは岩が積み重なってホールド、スタンスとも多くて簡単に登れそうだった。ここでザックをデポして空身で山頂を目指す。落石を落とさないよう注意しながら登り、登山道から1分ほどで岩の稜線に出た。そこは小鞍部となっており、冬季用竹竿や残置ロープが散乱していた。当たり前だが雪が積もった時期は夏道のある北側を巻くことは不可能で、岩の稜線を越えるしかない。このシシ頭が西に行くにも東に行くにもザイルの支点となる場所なのだろう。おまけに鞍部は平坦で幕営にも向いていると思われる。山頂標識等は無いが立ち木もなく目印を付ける適当な場所も無いので今回は何も残さなかった。

シシ頭下部の鎖場を登る人 たぶん2614m峰
まだまだ下る 早月小屋再び
早月小屋近くから見た大日岳と西大谷山
早月小屋近くから見た北方稜線

 早月小屋でいったん休憩。もう日が高く日向で休憩したら焼け焦げてしまいそうので小屋の日影に入る。日陰だと快適な気温だったし、日中は虫も出ずに刺されることはなかった。少々腹ごしらえして水も飲む。まだ1リットルのドリンクが空になっていない。今回は2.5リットル持ち上げたが涼しい時間に標高を稼いだおかげで予想以上に水の消費量は少なかった。

早月小屋近くから見た赤ハゲ、白ハゲ 途中にあった池
ブナクラ谷の車道終点駐車場が見えた 樹林中を下る

 小屋を過ぎると樹林帯に突入、日陰になるのはいいのだが標高が下がると気温が上がってくるのが体感できる。徐々に汗が出るようになって余った水でタオルを濡らし、頻繁に額や首筋、腕の汗を拭う。右手には扇を持ったままだ。暑さと標高差2200mの疲労で徐々に足が重くなり、標高1400mの標識で休憩を入れる。GPSの表示によるとここは1460mであった。早月尾根は1000,1200,1400・・・・と200m毎に標識が設置されているがあまり正確ではなく50mくらいずれている標識もある。ま、何も無いよりはいいけど。休憩していると夫婦が上がってきて休憩に入った。今日は小屋までとのことで、たぶん明日も晴れるだろうから早朝から登れば大展望を楽しめるでしょうと伝えておく。

立山杉 立山杉
登山道始点 松尾平
夏より冬にこそ相応しい言葉。俺には無理だけど・・・ 車道に向かう
馬場島から見た早月尾根下部 登山口付近は車で溢れていた

 さらに下るともっと気温が上がって汗が止まらなくなり、腕は常にじっとりと濡れるようになった。登山口が標高800mを切っているのだからしょうがない。ここを快適に利用するには9月中旬くらいが適当かもしれない。登山口が近づくとかなり足が重くなったが重力に任せて足を前に出し無事登山口に到着。周辺は車でいっぱいだ。この車全部が早月尾根に登った登山者の物ではないだろうが、大半がそうだろう。近くに水は無いので立山川に下り、冷たい雪解け水で体を拭いてさっぱりした。


 こうして早月尾根日帰りは疲れはしたが限界まで達する前にゴールできた。ただし、翌日は足が筋肉痛。これまで毎週登山でアルプス級の山に登り続けていたのにである。やっぱり早月尾根はタダモノではなかった。

 

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